パレクセル、リアルワールドリサーチのサービスを強化

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※本資料は、パレクセル・インターナショナルが2024年9月4日に発表しましたプレスリリースの和文抄訳であり、内容につきましては英語原文が優先されます。

 

パレクセル、リアルワールドリサーチのサービスを強化、
同部門の新責任者にマイク・ダンブロジオ氏を任命
~エビデンスに基づくアプローチにより、医薬品開発における安全性および有効性確保への
コミットメントを示す~

 

【2024年9月4日(米国時間)、ノースカロライナ州ダーラムおよびフランクフルト発】第I相から第Ⅳ相までの臨床開発サービスを提供する世界有数の医薬品開発業務受託機関(CRO)であるパレクセルは、本日、顧客のニーズの高まりに対応するため、科学的データの組織化(SDO: Scientific Data Organization)とリアルワールドエビデンス(RWE)機能を統合し、リアルワールドリサーチ(RWR)のサービスを強化することを発表しました。これにより、プライマリサイトベースのリアルワールドリサーチと二次データ/非サイトベースのリアルワールドリサーチのための、パレクセルの革新的な試験デザインと方法論をより効果的に活用し、顧客に最高クラスのエビデンス創出ソリューションを提供します。パレクセルは、このアプローチを通じて、製品ライフサイクル全体でリアルワールドエビデンスを創出する戦略を開発し、適切なデータソースを適用することで、顧客の製品を差別化し、開発の最も早い段階から価値創造を促進します。

 

この成長分野を率いるために、パレクセルはマイク・ダンブロジオをリアルワールドリサーチ部門のグローバル責任者兼シニアバイスプレジデントに任命しました。ダンブロジオ氏は、リアルワールドデータ(RWD)およびRWEサービス全体で顧客エンゲージメントとサービス提供を強化するための戦略的イニシアチブを主導し、医薬品開発プロセスにおける安全性と有効性を確保するために、患者の経験とアウトカムに関するより深い理解を促進します。

 

ダンブロジオ氏は、次のように述べています。

「アセット開発の複雑化と、ライフサイクルマネジメント全体におけるステークホルダーのエビデンスニーズの多様化に伴い、RWD/RWE戦略の重要性が高まっています。一次(プライマリ)、二次(セカンダリ)、ハイブリッドのデータ収集方法を通じて質の高いRWEを創出することで、アセット開発の加速およびリスク軽減を実現し、実臨床での医薬品の差別化を図り、ライフサイクルマネジメント全体で価値創造を促進することができます。これにより、新薬を安全かつ効果的に患者コミュニティに届けることができます」と、ダンブロジオ氏は述べています。「パレクセルは、科学、方法論、分析、オペレーション分野における長年の歴史と豊富な専門知識を持つことから、エビデンス戦略、提供、普及において、業界から信頼されるパートナーとしての独自の地位を築いています。エビデンス創出における業界トップクラスの組織としての地位を確固たるものにするために、才能あふれるチームを率いることを嬉しく思います」

 

ダンブロジオ氏は、パレクセルに入社する前は、Syneos Health社でリアルワールドエビデンスソリューション担当バイスプレジデントを務め、8年半にわたる在職期間中、オペレーション、コンサルティング、リーダーシップにおいて、責任の増大するさまざまな役割を担ってきました。直近では、RWEソリューションコンサルティンググループを率い、リアルワールドエビデンス、医療経済・アウトカムリサーチ、疫学、データサイエンスコンサルティングの戦略と提供を統括していました。また、メディカルアフェアーズのリーダーシップチームの一員として、機能強化、RWEにおけるソートリーダーシップを主導、製品開発プロセス全体におけるRWEの幅広い採用を推進する上で、中心的な役割を果たしてきました。成長戦略の策定と実行、市場投入における差別化の推進において、豊富な経験を持っています。Syneos Health社在職中は、欧州における同社のリアルワールドデータ戦略の一環として、優先プロバイダーパートナーシップの確保など、注目度の高いビジネスイニシアチブをいくつか主導しました。

 

パレクセルの最高臨床データおよびデジタル責任者であるスティーブン・パイクは、次の様に述べています。「医療現場で収集されたデータの本質的な価値と、それが患者の経験にもたらす洞察は、医薬品開発プロセスにとって不可欠です。特に高額で複雑な治療薬の開発において、RWEの必要性がますます高まる中、当社のリアルワールドリサーチ・チームは、業界全体で戦略的な協力関係を構築することで、当社のイニシアチブをサポートし、進化する医療環境のニーズに柔軟に対応していきます。この分野におけるダンブロジオ氏の豊富な経験は、パレクセルがイノベーションを推進し、世界中のお客様のためにRWEを活用した有益な知見を提供し続ける上で、当社のチームにとって貴重な財産となります」

 

パレクセルについて

パレクセルは、世界最大級の医薬品開発業務受託機関(CRO)として、命を救う治療をより早く患者さんに届けられるよう、第I相から第Ⅳ相までの臨床開発サービスを提供しています。21,000人を超えるグローバルなチームは、臨床、規制、治療に関する幅広い専門知識を活用し、バイオ医薬品のリーダーや新興イノベーター、治験実施施設と連携しながら患者さんを念頭に置いた臨床試験のデザインと実施を行っており、臨床研究が誰でも、どこでも受けられるケアの選択肢となるよう、アクセスや参加の拡大に取り組んでいます。

 

当社が過去40年の間に培った深い業界知識と確かな実績は、業界を前進させ、ヘルスケアの最も複雑な分野における臨床研究を推進しています。中でも、パレクセルのイノベーション・エコシステムは臨床試験プロセスのあらゆるフェーズを効率化する最適なソリューションを提供しています。人、インサイト、そして卓越したオペレーションに焦点を当て、私たちは日々、患者さんに尊厳を持って接し、患者さんの体験から継続的に学ぶことで、すべての臨床試験を変化につなげられるよう、まごころを込めて(With HeartTMで)取り組んでいます。パレクセルのアプローチは業界での継続的な評価に繋がっており、2023年11月にCitelineの独立審査委員会より「Best Contract Research Organization(最優秀開発業務受託機関)」に選出、WCGセンター・ウォッチ社実施の2023年グローバル治験実施施設関係者ベンチマーク調査にて「一緒に仕事をしたいトップCRO」に選出、そして験実施施設との強固なパー トナーシップを通じて臨床研究の発展に貢献したCROを評価する、2023年Society for Clinical Research Sites(SCRS)イーグルアワードを受賞しました。詳細については、ウェブサイトや LinkedInX(旧Twitter)、Instagramをご覧ください。

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