炎症と免疫学

緊急性の高いニーズに俊敏に対応

臨床試験におけるスピードと俊敏性は、かつてないほど重要です。疾患の根底にあるメカニズムに関する幅広い知識と、包括的な医学的専門知識、そして広大なグローバルオペレーションにより、弊社のチームは炎症と免疫学の適応症における最も緊急なニーズに迅速に対応することができます。


 

独自のMOA主導型モデルで開発を最適化

多くのCROが炎症学と免疫学をそれぞれ別の専門分野としてアプローチしているのに対し、弊社のチームは医薬品の作用機序 (MOA)に統一的な焦点を当てて取り組んでいます。MOAを深く理解することで、薬剤が最終的に炎症を起こしている腸に投与されても、リウマチの関節に投与されても、あるいは炎症を起こしている目の奥に投与されるにかかわらず、より効率的かつ洞察的に開発を進めることができます。このモデルによって、炎症と免疫学における弊社の能力と経験は急速に拡大しました。

過去5年間に炎症・免疫学に携わった経験

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臨床プロジェクト数
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登録患者
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施設数

アレルギー/免疫学

アレルギーは、生物学的製剤や免疫療法を含む新旧双方の治療薬がかつてない革新を遂げ、エキサイティングな時代を迎えています。認定アレルギー免疫専門医が率いる弊社の経験豊富なチームは、承認への道筋において重要な役割を担っています。弊社は、食物アレルギー、喘息、免疫療法 (季節性・通年性アレルゲン)、免疫不全症など、アレルギー疾患および免疫不全症のスペクトラムにわたる試験を成功させてきました。弊社のアレルギー試験の経験は、自社の早期臨床試験ユニットで実施される早期相試験から、フェーズ Ⅱからフェーズ Ⅳの複雑な国際共同試験まで多岐にわたり、アレルゲン曝露制御試験のために複数の環境曝露チャンバーと提携しています。

皮膚科学

弊社の皮膚科領域における臨床試験は、自社のEPCU (Early Phase Clinical Unit)で実施される早期臨床試験から、フェーズ Ⅱ~フェーズ Ⅳの複雑な国際共同治験の一部として実施されるものまで多岐にわたっており、さらに規制当局による医薬品開発も数多く手がけています。豊富な後期段階での経験には、これまでで最大規模のフェーズ Ⅲ中等度から重度の尋常性乾癬プログラムが含まれます。過去5年間で90以上の皮膚科臨床プロジェクトを実施し、25,000名以上の患者さんを登録しました。

また尋常性白斑、汗腺膿瘍、結節性痒疹などのニッチな領域での臨床試験にも経験があり、中等度から重度のアトピー性皮膚炎の治療薬として、世界で初めて承認を取得した生物学的製剤デュピルマブ (Regeneron社)やビメキズマブ (UCB社)など、皮膚科領域でトップクラスの薬剤の極めて重要なプログラムを実施してきました。

消化器内科

炎症性腸疾患は大腸の炎症を引き起こす他の疾患と重複することが多いため、炎症性腸疾患に関する広範な治療領域の専門知識を有していることが、弊社の包括的な強みのひとつです。専門医資格を有する消化器病専門医が率いる経験豊富なチームは、承認取得までの道のりで重要な役割を果たしています。免疫学など他の治療領域の専門家との協力を通じて、試験デザイン、運用上の考慮事項、エンドポイント評価などの課題に対する包括的なソリューションを提供します。

弊社はすべてにおいて、患者を中心に据えることにも重点を置いています。特に長期にわたる合併症を伴う慢性疾患に直面している患者集団には、過度のリスクを負わせないように配慮しています。

眼科

弊社のチームは、過去5年間で50以上の臨床プロジェクトと11,500名以上の登録患者を含む、ファースト イン ヒューマンから登録および市販後試験までの眼科研究を実施する豊富な経験を有しています。弊社は変性眼疾患の遺伝子治療の開発における最高のCROプロバイダーであり、炎症性眼疾患の分野でも独自の経験をもたらしています。

弊社は総合的かつグローバルな専門知識を迅速にご利用いただけるよう、窓口を一本化しています。すべての眼科サブスペシャリティを網羅する広範な臨床および治験責任医師としての経験を共有し、提案された試験に対して戦略的かつ実用的なソリューションを提供します。また弊社のチームは、フルオレセイン血管造影や、OCT-A、マイクロペリメトリーなどの新しいイメージング・検査モダリティの認証など、立ち上げ段階での施設認証の管理・サポートに強い専門知識を有しています。

リウマチ学

弊社は関節リウマチ、全身性エリテマトーデス(SLE)、乾癬性関節炎、強直性脊椎炎、痛風など、複数の適応症における主要な試験を実施しています。リウマチ専門医が率いる弊社のチームは、SLEのような複雑な疾患の判定を含む専門知識を有しています。

弊社は成人および小児リウマチの専門知識を有し、アーリーフェーズからグローバル試験のフェーズ ⅡーⅣまで、お客様と幅広く提携できます。弊社の治験実施施設のネットワークとグローバルな事業展開によって、主要な患者集団にアクセスすることが可能となり、お客様の治験を円滑に進めます。

Advantages

プロダクトを問わないエンドツーエンドの専門知識

弊社の総合的な医師チームは、炎症性免疫疾患の治療、医薬品開発のあらゆる段階における試験の計画・実施において長年の経験を有しています。これには、ファースト イン ヒューマン試験から後期臨床試験、薬事、マーケットアクセス、製造販売後臨床試験まで、あらゆる試験が含まれます。弊社は免疫の増強、調節、抑制するあらゆるプロダクトの開発を迅速かつ正確に支援する準備が整っています。


初期段階からの患者さんとの共同作業

患者さんは試験に参加した時からだけでなく、プロトコルの開発を開始した時点から、臨床試験のあらゆる側面に関与する必要があります。患者さんの声は、臨床試験デザインの改善、有意義なアウトカムの特定などに役立ちます。そのため弊社は、すべてのプロジェクトを最初から最後まで、患者さんとの共同作業として取り組んでいます。

Highlights


Therapeutic insights

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